低炭素化社会構築と地域の環境活動支援を目指した取り組みとして、地元横浜市内の施工業務によって排出されるCO2全量につきカーボン・オフセット(打ち消し活動)を行いました。
カーボン・オフセットの実施方法として、被災地の森林等におけるCO2吸収量(クレジット)を活用するとともに、 海洋資源を活用した脱温暖化プロジェクト『横浜ブルーカーボン』にも貢献する形を採用した企業は、横浜市内で初めての事例です。
カーボン・オフセットに活用したクレジットは、被災地である宮城県登米市の森林組合による森林育成事業のCO2吸収量のほか、 埼玉県の印刷工場におけるボイラー更新によるCO2削減活動によるクレジットを活用しました。これらのクレジット使用することによって東日本大震災によって被災した地域や、 印刷工場の省エネルギー化=CO2削減活動に貢献することに繋がります。
一方で、横浜市では『横浜ブルーカーボン』という取組みを実施しています。 海洋に生息する生き物によって吸収・捕捉される炭素を「ブルーカーボン」といいますが、 『横浜ブルーカーボン』では、「ブルーカーボン」に加え、海洋におけるエネルギー等の利活用を「ブルーリソース」と名付け、 これらを一体として脱温暖化に取り組み、さらに、海辺環境の魅力を向上させることで「親しみやすい海づくり」を目指しています。
この度、石井造園株式会社は平成27年1月から12月までの企業活動から排出されたCO2のすべてをオフセット致しました。
工事名称 | Co2排出量 | カーボンオフセット | 横浜ブルーカーボン | |
No.1 | 平成27年1~12月の企業活動 | 52-tCo2 | 60,000円 | 60,000円 |
No.2 | 花籠公園再整備工事 | 12-tCo2 | 23,000円 | 23,000円 |
No.3 | 野島公園護岸一部改修工事 | 7.1-tCo2 | 8,900円 | 8,900円 |